Category: カードローン 基礎

カードローンって何歳まで借りられるの?年金受給者なら可能?

時間と場所の制約をあまり受けずにお金を借りられる便利さのあるカードローンですが、年齢制限なく契約ができるわけではありません。

何歳までならカードローンの契約ができるのでしょうか。また働いておらず年金で生活している場合でもカードローンは利用できるのでしょうか。カードローンと年齢および収入の形態との関係を確認していきましょう。

カードローンと年齢制限

|借入にあたっての年齢条件

カードローンに限らず、様々なローンには借入や返済について年齢制限が設けられています。一定年齢以上にならなければ借りられない場合や、一定年齢以内に完済しなければならない場合などです。

カードローンでは完済時の年齢を貸付条件に加えている業者はほぼ無いですが、一般的には次の年齢の範囲内での貸付を条件としている業者が多くなっています。

申込可能年齢:満20歳から満70歳までの間

上記については目安として参考にしていただき、実際はローンを扱っている業者によって異なるため、もし自身が高齢の時に借り入れる予定があるのなら何歳まで借り入れることができるかの確認をしておくべきでしょう。

またカードローン以外の種類のローン(住宅ローン、マイカーローン、教育ローンなど)ではこの申込可能年齢に加えて完済時の年齢が定めていることが多くなっています。

|年齢以外の条件

前述のような年齢制限に加えて、業者は貸出に対していくつかの条件を定めていることが普通です。よく目にする条件としては次の通りなので知っておきましょう。

  1. 安定して継続した収入がある方
  2. 指定した保証会社の保証を受けられる方

1の「安定して継続した収入」ですが、国民年金や厚生年金がこれに該当するかは業者の判断に左右されるところです。収入としてみなす業者もあれば収入とはみなさない業者もありますので、収入とみなされなければ当然年金のみで生活をしている人は1の要件を満たさないこととなります。

また収入とみなされても、返済が滞った際に返済を肩代わりする保証会社から断られると借入ができないのです。このあたりの判断は業者によって異なりますので、実際に問い合わせてみるのが一番でしょう。

|年金受給者が借りる場合の注意点

そもそも年金を受給できるようになる年齢は、早くても60歳で多くの人は65歳からとなります。そこで気を付けなければいけない点は、年金を受け取れるようになった年齢の時にはすでにカードローンの申込可能年齢を越えている場合があるということです。

年金が継続した収入とみなされても、年齢として利用条件を満たしていない場合もありますので、年金受給者の方でカードローンの申し込みを検討している方はまず年齢的な利用条件を確認しておくべきでしょう。

現役引退後の借入で注意するポイントお金&羽

|支出の増加

仕事で現役を引退し、年金生活を送る年齢となると様々な出費が必要となります。余暇を過ごすための支出、医療にかかることが多くなることから医療費の増加もありえるでしょう。

さらに移動にあたっては公共交通機関の利用も増えることから交通費が増加する場合もあります。年金で一定の収入があったとしても、借入をした際の返済を余裕でこなせるほどの金額をもらえる人はほとんどいないでしょう。

そのため年金で生活をされている方については、借入は極力控えて年金収入に応じた暮らしをしていくことが現役引退後に借り入れる際の注意点と言えます。

総量規制って何?カードローンで借りられるお金と年収に関係が

カードローンでお金を借りる上で知っておくべきことが「総量規制」という規制です。この規制と借入限度額とは切っても切れない関係にありますので、しっかりと理解をしておきましょう。

総量規制とは

|総量規制と借入限度額

総量規制とは、個人が借りられるお金の総額(借入総額)を年収の3分の1に制限する規制のことです。例えば年収300万円の人が借入を希望した場合、最高でも100万円までしか借りられないようにすることがこの規制の意味となります。

新規で借入を行う場合にはこのような規制が適用されますが、この規制がかかる前から上限を超える借り入れをしていた人は新規の借入ができなくなるだけです。

また借入総額というのは一つの貸金業者からの借入総額ではなく、全ての業者からの借入を合計した金額となります。

貸金業者は借入の申し込みがあった際には、全ての貸金業者からの借入状況を管理している信用情報機関という機関に個人の借入総額を問い合わせるのです。業者はその結果と借入希望者の所得証明とを照らしあわせて、融資が年収の3分の1に収まるようにしなければ罰則を与えられます。

|総量規制ができた背景

2010年に多重債務問題の解決を目的として過剰な貸付の防止策が具体的に定められた貸金業法の改正が行われました。この過剰貸付の防止策の一つが、個人の借入総額の上限を定めた総量規制なのです。

そして貸金業者も貸し過ぎとならないように、信用情報機関を活用した個人の返済能力の調査が義務付けられました。

また1社から50万円以上借りる場合もしくは複数の貸金業者から合計100万円を超える借入となる場合には、業者は個人に所得証明の提出を求めることとする義務が課されました。こうして貸金業者が個人の借入総額を把握して返済能力を把握する仕組みが出来上がったのです。

|総量規制の対象外となる借入

しかしどのような借入であっても総量規制の対象になるわけではありません。住宅ローンをイメージしていただければすぐに理解できますが、家を建てるための住宅ローンでは年収の何倍ものお金を借りますよね。

このように年収を越えてお金を借りることができるのは総量規制の対象となっていないためです。個人が利用する可能性の高い借り入れで総量規制の対象から外れている借入をまとめますと次の通りです。

  1. 住宅ローン
  2. 自動車ローン
  3. 貸し手が銀行、信用金庫、農協などの金融機関からの借入(そもそも貸金業法に適用される貸付とみなされないため)

特に3があることで銀行や信用金庫からの借入を含めると年収の3分の1を超えるケースも出てきます。しかしそれはカードローンであっても上記のような金融機関からの借入であれば総量規制の対象になる借入とはならないためなのです。

まとめポイント

ご覧いただいたように、総量規制は個人の過剰な借り過ぎを未然に防ぐための措置であることをご理解いただけたかと思います。

つまりこの規制は返済能力を超えた無計画な借入をしてしまう個人側の失敗を防ぎ、また貸金業者からの過剰な貸付を規制して個人を守ってくれるものでもあるのです。

総量規制を制約と捉えずこのように考えることで適切なカードローンの利用を心がけましょう。

カードローンの限度額と極度額の違いは?

カードローンやキャッシングを申し込む際によく見かける「極度額」「限度額」という二つの言葉。実は似ているようでその意味は大きく違うのです。違いを理解して利用しないと借りたいと思っていた金額が借りられないことも。

これらの言葉の違いを理解し、適切な借入ができるようにしておきましょう。

極度額と限度額の違い

|極度額とは

貸金業者が契約者に対して貸し出すことのできる契約上の最大額です。この額はあくまで「最大でこれだけのお金ならあなたに貸すことができますよ。」という金額でしかありません。

またこの極度額は貸金業者により「借入極度額」や「契約限度額」と表記されている場合もあります。

|限度額とは

通常は契約上借りられる最大額である極度額とは別に、今の時点で契約者が借りることができる実際の上限額が設定されます。それが限度額なのです。

極度額の範囲内で設定され、契約者の返済能力や信用度に応じてこの限度額が決まります。ですので、実際に借りことができる金額は極度額ではなく限度額となるので注意が必要です。

この限度額についても貸金業者によっては表記が異なり、「借入限度額」や「利用限度額」などと記載されている場合があります。

|極度額と限度額の違い

違いをさらに理解するため数字を当てはめて例を見てみましょう。
貸金業者にカードローンを申し込み100万円の極度額、20万円の限度額が設定されたとします。この時契約者が借りることができるのは限度額である20万円までとなるのです。

貸金業者としては最大100万円まで貸すことができるが、今の契約者の返済能力と信用度であれば現状で貸し出せるのは20万円までですよ、という意味になります。

このように、カードローンやキャッシングでお金を借りる際には契約上借りられる最大額である「極度額」と、契約者が現状で借りられる上限額としての「限度額」という二つの金額が設定されるのです。

そのため、自分が実際に借りられる金額を理解しておかないと必要な時に必要な金額が借りられないということになりかねません。

限度額を極度額に近づけるためにはカード

|限度額の増額

借入当初は貸金業者が契約者の返済能力や信用度を確認するために低い限度額が設定されます。しかし契約者の利用状況や返済状況に応じて、この限度額は増額することができるのです。

増額の際にはそのための審査が新たに必要で、クレジットカードでのショッピングのように使い過ぎたら自動で上限を引き上げてくれるようなことはありません。そのため増額の必要があれば自ら審査を申し込まないといけないのです。

|増額審査

増額審査では契約者の利用状況や返済状況を見られます。

利用状況というのは、申し込んでいるカードローンやキャッシングを利用しているかどうかです。利用の機会が少ないと、利用していないのに上限額を引き上げる必要は無いと判断されて認められないことがあります。

その他、いくら利用回数が多くとも契約して日が浅い間は増額できる可能性がかなり低くなります。貸金業者は長期に渡り継続して利用しているかを見るのです。

また返済状況は、借りたお金をきちんと期日までに返しているかというものです。借りたお金をきちんと返せていないことが信用度の低下につながることは十分理解できるかと思います。

|増額のメリット

増額ができれば、借りられるお金が増える以外のメリットがあります。それは金利が安くなることです。

どこの業者でも構わないのでカードローンの金利を見ていただければわかりますが、限度額が高いと金利負担は軽くなり、逆に限度額が低ければ金利負担が重い設定となっています。

まとめ

極度額と限度額の違いをお伝えしてきましたが、この言葉の違いが分かっていただけたでしょうか。また併せて限度額を増額することによるメリットをお伝えしました。必要なお金を借りられるよう適切に契約内容を理解し、少しでも有利な条件で借入をするための参考にしてください。

カードローンとキャッシングって何が違うのか。そもそもどっちも危険?

カードローンとキャッシングは似ているようで違います。それぞれの違いやメリット・デメリットを理解して、危険な借入に走らないようにしましょう。

カードローンとキャッシングの基本

|カードローンとは?

 審査で認められた限度額の範囲内であれば回数制限なくお金を借りることができるタイプのローンで、借入ができるカードが発行されます。

例えばカードローンを申込み、審査によって決まった限度額が20万円だとしましょう。20万円の範囲内であれば、10万円を2回に分けて借り入れることも、5万円を4回に分けて借り入れることもできます。

またカードローンのメリットとしては次の4つがあります。

  • ATMやインターネットバンキングを使い、いつでも借り入れることができる。
  • 担保を必要としないカードローンが多いため利用しやすい。
  • 使い道が自由である。
  • 審査・手続きに時間がかからないことが多く、急な出費にも対応できる。

しかしその反面、次のデメリットもあります。

  • 使途が限られた「目的型ローン」に比べて金利が高い。
  • 何度でも自由に借り入れが可能であるため借り過ぎやすい。

|キャッシングとは?

カードローンと使い方はほぼ同じですが、クレジットカードに付帯されていることが多く、また借り入れにカードが不要なタイプもあります。

基本的には翌月に一括で返済するものですが、キャッシングであっても分割払いできるタイプも多いです。そしてメリットとデメリットについてもカードローンと共通しています。

カードローンとキャッシングの違い 

カードローンもキャッシングも、計画的に使えば急な出費を救ってくれるでしょう。しかしその使いやすさ故に無計画に使えばあっという間に多額の借金が残ります。それぞれの特徴を理解して利用することが上手な借入との付き合い方です。では特徴を見ていきましょう。

|借り入れ可能額

カードローンの限度額は500万円~1000万円と多額の限度額が定められています。それに対してキャッシングは20万円~100万円程度の限度額が定められていることが多いです。

ただし各カードローン・キャッシングに定められた限度額と、実際に審査によって決められた借り入れ可能額は異なりますので注意しましょう。

|返済方法

カードローンは分割払いで決まった金額を返済していくことが基本になります。キャッシングも分割払いができますが、翌月の一括返済を選ぶことができるのも特徴です。

どのような返済方法があるかは各カードローン・キャッシングによって異なりますので、返済能力に見合った返済方法を選びましょう。

|金利

キャッシングに比べて、カードローンの方が金利は低く抑えられていることがほとんどです。キャッシング機能はクレジットカードに付帯されていることが多いので、すぐに利用できますが、金利が高めであることから金利負担を含めた返済額を気にしておく必要があるでしょう。

カードローンとキャッシングの使い分け

ひらめき

カードローンもキャッシングも、その特徴を知って活用すれば決して危険なものではないのです。例えばどうしてもすぐにお金が必要になったとしましょう。

手持ちのクレジットカードに付帯したキャッシング機能であれば新たな審査をせずとも借り入れられ、さらに翌月までに返済の目途が立てば翌月に一括返済で金利負担も減らせます。

また少し先にお金が必要だとしましょう。自身の返済能力を考えて分割返済が望ましい場合は金利が低いカードローンを検討するべきです。つまりカードローンを利用する際には、

  • お金が必要になるタイミング
  • 返済の見込み

を考慮して利用することが、それぞれの賢い使い方であることを肝に銘じておいてください。